腕の痺れを訴えた女性の患者さんが来院されました。

自宅でパソコン作業をしていたら徐々に右腕に力が入らなくなってきて、ついには痺れを感じるようになってしまった２０代中頃の女性の患者さん。
整形外科に受診をされるも薬を処方されたのみで症状が改善しないということで当院に来院されました。

デスクワークで日頃からパソコン作業が多く、肩と首のコリはずっと感じていたそうです。
頭を後ろに倒すと首に張りを感じ右腕全体に痺れが出てくる状態。更に右手に触れると左手に比べ明らかに冷たく常に腕全体に脱力感があるとのことでした。
いくつかの検査をした結果、胸郭出口症候群の斜角筋症候群である可能性が高いと判断。
１０分ほどの処置で手は暖かくなり、脱力感が抜けてきました。
翌日の仕事中は少し脱力感が出たということですが、施術を続けて徐々に痺れも改善。
３回の施術でほぼ改善し、その後ケアの意味合いで５回ほど来院して終了。

この患者さんのポイントは最初の３日間続けて来院してもらったことです。
個人差はありますが今回のこの斜角筋症候群、１回の施術で治る！というのはそうそうないです。悔しいですが。それは突発的な原因ではなく、日々の積み重ね(姿勢が悪い等)が原因だからです。
しかし、症状を改善させるのは１回の施術でも十分可能。
ここでまた何日か空けてまた施術となるとせっかく筋肉の緊張が取れたのに元に戻ってしまいます。
マッサージ屋さんに行くと姿勢を気をつけましょうとか言われると思いますが、正直無理ですよね？笑
なので施術を早い段階で続けて、意識しなくても良い姿勢を保てるようにすればいいのです（●＾o＾●）
技術には自信があります。困っていれば是非ご来院下さい。

ケガや腰痛、事故に強い大井町鍼灸整骨院
大井町駅より徒歩３分

2016/02/08